周辺観光
屋形菅原神社(天満宮)
歴史を感じる古い石段を上がると、石造りの大きな牛が鎮座しています。
重機や道もなかった時代、人力で運ばれたであろう巨石は、今も静かに屋形菅原神社で時を刻んでます。
宮地岳神社
その昔、宮地岳町は天草下島の中央にする陸路の要所であり、旅人の多くがこの地を行き来し、日暮れを迎えれば神社、仏道にに宿泊しました。旅人は一宿一飯のお礼に馬の絵を描いて奉納したと言われています。その絵馬は当時の場所で昔を今に伝えています。
紅葉寺量性寺
浄土宗の寺院で、紅葉山の名前の通り、晩秋から初冬にかけて紅葉や銀杏がお寺全体を彩ります。また、境内には戦没者慰霊塔及び弘法大師のお堂もあります。
宮地岳八十八ヶ所霊場
四国八十八ヶ所の霊場を模して大正5年に造られ、88体のお地蔵様が祀られています。頂上付近には戦時下の防空監視哨や、当時の生活を物語る炭窯の跡も残されています。
かかし祭り
かかしまつりの始まりは平成20年、宮地岳町豆木場地区の高齢者ふれあいサロンで生きがいづくり、健康づくりを目的にかかしを制作・展示を始めました。その後、牛深ハイヤ踊り、花菖蒲まつりに参加し、平成26年からは展示を「かかしまつり」と題し町総出で取り組みました。現在では500体を越え町民の数よりも多くなりました。かかしは「古き良き時代の農村風景の再現」をモットーとして、毎年50体前後のかかしを町民が一人ひとつ手作りしており、同じ顔はありません。
山城桜(やまんじょさくら)
山城桜と誰が名付けたのだろう? 樹齢140年を超す一本桜は、菜の花が終わるころ、里山に凛として薄桃色の花を咲かせます。
亀ヶ淵
薄暗い杉林を抜けると現れる景勝地「亀ヶ淵」。まだ学校にプールがなかった時代、地域の子どもたちの遊び場でした。 東屋やベンチ、ツリーハウスも整備され、川のせせらぎを聞きながらホッとひと息できる場所です。
お辰女さま(おたっちょさま)
キリシタン弾圧の時代、追っ手を逃れ、宮地岳に逃げ込み斬首された、下田城主天草鎮種の奥方「お辰」様。里人はこれを憐れみ、「おたっちょさま」と呼び、市古木大明神として祀りました。